2025年04月12日

YouTube農ラジ!第93回簡単に手軽に始める「みどりクラウド」(前編)

2016.10.9更新

ゲスト:株式会社セラク みどりクラウド事業部 開発責任者 様
簡単に手軽に始める攻めのIT農業!




<インタビュー内容>

・みどりクラウドのサービス内容について。
 センサーを搭載したみどりボックスをハウス内においていただくと2分おきにデータを計測。
 クラウドに蓄積。そのデータをスマホ、パソコンで見ることができます。離れたところでも圃場の様子が確認することができます。

・みどりボックスで収集できるデータについて。
 温度、湿度、日射量、CO2濃度(オプション)、培地温度、土壌水分、写真を撮ることもできます。

・農家さんが使ってみようと思うきっかけ
 ベテラン農家から新規就農の方まで使っていただいています。
 施設園芸の皆さんは、温度を温度計で測定してハウスの環境を管理されています。そうすると、どうしても現地に行かなくてはいけない。
 みどりボックスを使えば離れたところでも管理ができると導入される方多いそうです。

・農家さんの使った感想
 別の作業をしながらハウスの環境が確認することができる。
 記録したデータを複数で確認することができる。

・みどりクラウドの異常な環境を検知する
 生産者の方に上限、下限値を設定しておいてもらいます。通信エラー、停電、故障などがあれば警報がケータイに連絡が届く仕組みになって 
 います。
 実際に、深夜にブレーカーが落ちてみどりクラウドが検知。警報で3000万円の損失を回避することができたそうです。

 次回は、どのような現場でみどりクラウドが使われているのがご紹介していただきます。


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YouTube農ラジ!第87回e-kakashiで農業を応援!(後編)

2016.8.8更新

ゲスト:PSソリューションズ株式会社 CPS事業本部グリーンイノベーション研究開発部 部長 学術博士 戸上 崇さん。
「簡単、手軽、面白い!」e-kakashiについて(後編)




・e-kakashiは、どんな栽培品目に使えるのでしょうか?
 どのような作物にも使えるように設計されています。
 みかん、お茶、お米、トマト、イチゴ、京野菜にもお使いいただいています。

・菌床シイタケ栽培現場では二酸化炭素濃度を測定。数値が高いとハウスを開放して濃度が下がってからハウスに入って作業する。
 リスクヘッジの使い方もノウハウが生まれたそうです。

・屋外で使う場合、機器の故障の心配について。
 実証実験の際に、イノシシに体当たりされたことがあるそうです。しかし、子機のハードウェアは壊れなかったそうです。

・どういったところで利用されているのでしょうか?
 実際に営農指導のツールとして使っていただいている例もあります。
 地方自治体、農業団体では、新規就農者、担い手育成支援に使っていただいているケースもあるそうです。 
 
・e-kakashiに、興味を持っている農家さんが増えているそうですね?
 大規模農家だと、畑が離れている場合が多くデータ比較ができると魅力的だというお声をいただいたそうです。

この度は、ご協力誠にありがとうございました!



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